笑顔の女性

大人ニキビの出来る原因として挙げられるのが皮脂量の増加と、毛穴の詰まりやすさの上昇です。思春期の場合には成長の過程で必然的に皮脂が増えることもありますが、大人の場合は思春期とは異なる理由で皮脂が増えてしまいます。その理由としてはストレス、睡眠不足、誤ったスキンケアなどが挙げられます。

人間には交感神経と副交感神経からなる自律神経があります。この自律神経は体調を整える上で重要な役割を担っていて、皮脂の分泌量にも大きな影響を与えます。ストレスを受けると交感神経優位の状態になります。そのこと自体には大きな問題がありません。しかしながら、ストレスが過剰に溜まってしまうと、本来副交感神経が優位となるべき睡眠中の神経状態についても影響を与えることになります。

交感神経と副交感神経はそれぞれが優位になる時間帯があって成り立つ仕組みになっているので、過剰なストレスによってバランスが崩れると自律神経の乱れという形で様々な体調の異変を引き起こすことがあります。その結果、ホルモンバランスも崩れて皮脂の分泌量が調整されづらくなり、大人ニキビが出来てしまうことに繋がります。

睡眠時間が足りていない場合には成長ホルモンの分泌量が減ります。成長ホルモンと言うと成長期の方の体内で分泌されるものというイメージがあるかもしれませんが、実際には大人の体内でも成長ホルモンは分泌されており、肌の調子や髪の質などを整えるために重要な存在となっています。

成長ホルモンの分泌量が減ると肌の細胞の栄養が減ってしまい、ターンオーバーのペースが鈍ることもあります。それが大人ニキビをはじめとする肌トラブルの原因になります。睡眠時間を増やすことは大人ニキビ対策において有効です。

大人になると子供のころに比べてスキンケアにこだわる方が増えます。そのことは肌の状態を維持する上で意味があると言えるでしょう。しかしながら、スキンケアの仕方を間違えてしまうことにより、逆に大人ニキビの原因を作ってしまう方もいます。

例えば、顔にある皮脂を過剰に取り除いたり、洗顔をしすぎてしまったりすることは大人ニキビに繋がる可能性があります。皮脂が大人ニキビの原因になるのは事実ですが、過剰に取り除いてしまうと体は皮脂が足りなくなったと判断して分泌量を増やそうとするので、それが逆に大人ニキビを招くことになります。

洗顔をしすぎた場合には顔にとって有用な成分が失われてしまい、ニキビの原因菌などに弱い状態になってしまいます。それゆえに適度な洗顔をすることが対策に繋がります。